リチウム電池に関する制限
機内でのリチウム電池に関する規制
リチウム(リチウムイオンおよびリチウム金属)電池を内蔵したカメラ、携帯電話、ノートパソコンなどの個人用電子機器(PED)を機内に持ち込む場合は、以下の規制に従う必要があります。
電池のワット時定格量(Wh) | 航空会社の許可が必要か | 機内持込み手荷物にできるか | 受託手荷物にできるか | 1名様あたりの最大個数 |
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100Wh以下/リチウム含有量2g以下 | いいえ | はい | はい | 15* |
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101~160Wh/リチウム含有量2~8g | はい | はい | はい |
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予備の電池
(モバイルバッテリー含む):
100Wh以下/リチウム含有量2g以下 | いいえ | はい | いいえ | 20* |
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予備の電池101~160Wh/リチウム含有量2~8g | はい | はい | いいえ | 2 |
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160Whを超える/リチウム含有量8gを超える | 機内持込み手荷物にはできません。 |
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*PEDが15個以上、または予備の電池が20個以上ある場合は、航空会社の許可が必要となります。
リチウム電池を内蔵した電子機器を受託手荷物としてお預けいただく際は、以下の点にご注意ください。
- 偶発的な作動や損傷を防ぐために、適当な方法で保護してください。布などの緩衝材で包んだり、丈夫なケースに収納したりしてください。
- 電源を完全にお切りください。スタンバイモード、スリープモード、休止モードは不可です。
以下の品目に含まれるリチウム電池は、国連勧告テスト(Section 38.3 in Part III of the UN Manual of Tests and Criteria)に合格し、航空会社によって許可される必要があります。
- リチウム電池を内包する車椅子またはその他の電子移動補助具
- セキュリティ機能付き装置
- 携帯型電子医療機器
リチウム(リチウムイオン)電池内蔵のスマートバゲージに関する方針:
- 取りはずし不可のリチウム電池:
- ボタン電池など、リチウム含有量が0.3g以下または容量が2.7ワット時以下の電池は、受託手荷物または機内持込み手荷物にできます。スマートバゲージを受託手荷物にする場合、飛行中は手荷物に取り付けられた電子機器の電源を切る必要があります。スマートバゲージを機内持込み手荷物にする場合、電波を発する電子機器は、機内誌に掲載されている電子機器の使用方針に準拠している必要があります。
- リチウム含有量が0.3gを超える電池、または容量が2.7ワット時を超える電池は、受託手荷物や機内持込み手荷物にできません。
- 取り外し可能なリチウム電池:
- リチウム電池の容量は、160ワット時以下でなければなりません。スマートバゲージを受託手荷物としてお預けいただく場合は、リチウムイオン電池を取り外して機内持込み手荷物として機内へお持ち込みください。手荷物に取り付けられた電子機器は、飛行中は電源を切る必要があります。スマートバゲージを機内持ち込み手荷物にする場合、機内持ち込み手荷物に関する制限に従う必要があります。電波を発する電子機器は、機内誌に掲載されている電子機器の使用方針に準拠している必要があります。
リチウム電池(電動車椅子用および携帯機器用)の機内へのお持ち込みに関する中華民国の制限の詳細については、こちらをクリックしてください。
リチウム電池の機内へのお持ち込みに関する中華人民共和国の制限の詳細については、こちらをクリックしてください。
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