(ご使用の言語を選択してください)
Main Content

チャイナエアライン サステナブル・デモンストレーション・フライト実施

発表日: 2024年 09月 04日

チャイナエアライン(本社:台湾 桃園市)は、2024年9月4日、スカイチーム「アビエーション・チャレンジ(TAC)」への3度目の参加をいたしました。台北(桃園)-東京(成田) CI100/CI101便に次世代低燃費機 A350-900 を使用し、デモンストレーションフライトを実施しました。 本デモンストレーションフライトは、過去2度のTACに引き続き、チャイナエアラインの持続可能な発展のコンセプトを実践するものです。持続可能な航空燃料(SAF)の給油、循環型経済への配慮、バリューチェーン協力のほか、機内および地上でのCO2排出量削減の実施、カーボン・オフセットの実施などが含まれ、持続可能性分野におけるチャイナエアラインの取組みを実証いたしました。
 

東京(成田)-台北(桃園)便20%SAF給油: 中国信託銀行・ENEOS株式会社協力のもと、低炭素フライトを実現 

チャイナエアラインはかねてより航空燃料の持続可能な利用を推進して参りましたが、2023年には初めて旅客便に給油、そして今年は旅客便で初のシングルユースバリューチェーン協力体制を構築することで、台湾航空業界における持続可能性の新たな試みを実現いたしました。中国信託銀行はチャイナエアラインのコーポレートパートナーでもあり、両社はSBTi(Science Based Targets initiative)審査に合格し、持続可能なビジョンとして2050年までにCO2排出量実質ゼロを採択しており、今回の実証フライトの協力を通じて航空業界のエネルギー転換と低炭素輸送の発展促進を共通の課題として取り組んでおります。

国際航空運送協会(IATA)をはじめとする国際機関によると、持続可能な航空燃料は従来の燃料と比較して二酸化炭素排出量を約80%削減できるとされています。 ENEOS株式会社は、チャイナエアラインの長期的なサプライヤーとして、SAF燃料の給油に加えて、CI100/CI101両便においてCO2排出量実質ゼロを達成するためのカーボン・オフセット・プログラムにもご協力いただいています。 

地上と上空におけるCO2削減への取組み:デモンストレーションフライトから日常へ

環境保護への取組みを続けるチャイナエアラインは、森林認証紙を使用した搭乗券を優先的に使用し、オンラインチェックインサービスを推奨することで搭乗手続きにおけるペーパーワークの削減を実現しました。また、ミシュラン・グリーンスター「陽明春天」の環境に配慮したベジタリアンミールの提供、機内サービスではeメニューサービスを実施、エコノミークラスの機内カトラリーを再生ステンレス製に切り替えるなど、CO2削減の取組みを通常のフライトにも取り入れています。また、地球にやさしい素材を使用したヘッドレストカバー、ピローカバー、トレイの蓋、カップ、デンタルフロス、トイレタリー用品の容器などを提供、チャイナエアライン「ダイナスティ・スカイ・リーディング」では、数百種類の電子書籍、電子雑誌を無制限にダウンロードしてお楽しみいただけます。

スカイチーム「アビエーション・チャレンジ(TAC)」は、サービス設計や対応業務における持続可能な開発コンセプトの導入を促進するための、航空業界初の友好的なコンペティションで、2022年に初めて開催され、これまでに465件の革新的なソリューションを提案してきました。 昨年のコンペティションではCO2削減量も大幅に増加し、同フライトにおける二酸化炭素排出量は前月比で平均19% 削減され、地上電力設備の利用率は37% まで上昇しました。今年スカイチームは加盟航空会社以外への参加呼びかけをさらに拡大し、参加航空会社数は世界最多の 24 社にまで拡大しました。

チャイナエアラインのESG、環境保護、社会的責任、コーポレート・ガバナンスに対する長期的な取り組みは、企業の持続可能性に焦点を当てた世界的な株価指数とされるダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)に8年連続で選定されたほか、Taiwan Corporate Sustainability Award(TCSA)を10年連続で受賞、最高栄誉賞も受賞しました。チャイナエアラインは引続き、持続可能な開発における主要な台湾の航空会社としての地位を維持し、航空機の運航に環境に配慮したCO2削減対策を積極的に取り入れ、CO2排出量実質ゼロの目標とESG持続可能な開発に向けて着実に前進して参ります。